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2006年09月10日
朝の散歩歩記
きっかけは今春、友人が健康診断で体温が低いと指摘されたとの話。家で測ってみると、低い時は34度代、お嫁さんにこれで生きていられるんですか?と言われたと大笑い。
私に何度?と聞いてきたので、過去の記憶から「36.2~3度かな」と答えると、それなら大丈夫よ!・・・・
それから半年、どこかで気になっていたのか、たまたまホームセンターで体温計が目にとまり求めて測ってみると、35.1度とか驚きの34.3度で、2~3日様子をみたが受け入れるしかなかった。
恐ろしく基礎代謝が堕ちているのだな、と自己分析。大嫌いな運動も続くはずがないし、散歩だったら何とかなるか、と初日に至った訳。
今日は二日目、初日の反省を活かし、腰痛持ちなのでゴムベルトを腰に巻き、肩こりがあったのでチューブを太く長くした様のゴムバンドを肩にたすきに巻き、カメラを入れたバッグを肩からかけて、いざ出発!
河原の堤防道は今年4月7日11歳と4日で死んだ愛犬ルーシー(ゴールデン・レトリーバー)と欠かすことなく11年続いた朝の散歩コース。
ルーシーを失って以来歩くのは2回目、365日ちいさな季節の変化を毎日感じながら過ごした思い出が甦る。
空が秋になった。雲が秋になった。そう思う自分に、自分だけのことであるから安心して気の利かない質問をする。あの空の何処が秋だ、あの雲の何処が秋なのだ。
・・・・・・・・
だが雲に秋を感じる時、恐らくその雲は明日の穏やかな天気を保証してくれているようで、それを眺める多くの人の心は開放されている。観察などはせずに、もっと漠然と牽かれるように眺めている。だから雲に秋が見えるだけではなく、同時に秋を見る心が内面から働いている。
串田孫一先生の「秋を見る心」という随想が好きで、その一説
あの空の何処が秋だ! あの雲の何処が秋なのだ! と声にしてみる。
なあ、ルーシー!と、この季節毎日高くなった空を見上げた。
肩に巻いていたゴムバンドが解けかけ、巻き直すことで目の前に気持ちが戻った。
胡蝶庵さんが書いていたように、明日まで続けないと三日坊主にもならないな。でも、明日まで続いたら次の目標は・・・石の上にも三年になっちゃうの?いきなり目標が高いよ。えーっと、・・・ボキャブラリーがないなあ。三年か参ったなあ。
とりあえずまあいいか、そうだ!腕を振るだけじゃなく、肩を回しながら歩くことにしよう。
おっと、シャッターチャンスじゃん、と真夏を思わせる日中の暑さの中で桜の葉が早くも紅葉してるを発見。アングルは・・・今いちだなあ。風も吹きタイミングを待つ。
まあこんなもんか、そう長く留まってもいられない。目的は散歩なんだから。と、足を進める。
しばらくして、月見草があまりにかわいらしく、やさしい。もう一度シャッターチャンスと撮影に入る。
そよそよ、びゅーびゅー、風が吹き、鋭いフォーカスと褒められたキャノン・キス・デジもチカラを発揮できない。ここで一句。「かぜよやめ かぜよやめやめ かぜよやめ」センスないなあ。
そうか、野外撮影の敵は風だったのか。一つ発見!
などと言っていても、依然風は止まない。困ったなあ、せっかく温まった体がさめてしまうではないか、全然疲れてもいないのに休憩でもしていることになっちゃうじゃないか・・・枝を押さえ強引に片手で撮影。仕方ないなと、足を進める。
まてよ。家を出てから、今まで頭の中はしゃべりっぱなし。しかも、恐ろしい欲張りぶり。
そう言えば、ホームページに載せる商品アイテムの話を佐藤先生としていて、欲張りすぎと言われたな。本当に欲張りなんだ・・・。
ちょっとまてよ。こんなに頭の中でドタバタしていていいんだろうか、朝の散歩は何にもとらわれず無心でいられるよう訓練とした方がいいのかな。頭をかしげている間に、家に着く。
一瞬で、清清しさ一色のこころとあたま。何故だろう、の疑問に、『先ずは行動』の答え。
汗を流し、お風呂から出て検温。36.7度!きゃあー、信じられない。
信じられない!がもう一つ、その時の写真がどうしてもエントリー出来ず、ザンネン!
zukudas追放の危機 深澤美晴でした。
投稿者 itleader1 : 2006年09月10日 15:43
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コメント
“哲学”しながらの散歩って優雅な習慣ですね。もうすぐ紅葉の季節。この季節になると自然の素晴らしさをより実感できてうれしいです。そして美しさを感じる人間の「感性」も素晴らしいと思います。
投稿者 村越@胡蝶庵 : 2006年09月12日 08:33