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2005年10月07日

横行するネットトラブル

 こんにちは、金曜日担当の宿澤です。今日は(も)、ちょっと真面目なテーマで書かさせていただきます。

 最近、ネットトラブルが横行しています。以前は愉快犯的なコンピュータウィルスがネットトラブルの中心でした。しかし最近は、フィッシング詐欺や悪玉スパイウェアなど、金銭的損害を与えるという点で、より悪質化しています。今回はネットトラブルの実態、対処(完全な対処は難しいですが)についてのお話しです。

コンピュータウィルス

 コンピュータウィルスに対しての警戒はかなりユーザーに浸透してきたと思います。以前は、「なんかパソコンの調子がおかしい」と言われて行くと、ウィルスが原因であると思われることが大変多くありました。そのような場合は、ほとんどウィルス対策ソフトは入っていないため、そのまま、ウィルス対策ソフトを買いに行き、インストールをアドバイスをしたものです。ただ、インストールを始めたところ、インストール前にするウィルスチェックで、膨大なウィルスが発見ウィルスが発見され、その駆除に時間がかかり、なかなか帰れないということが日常茶飯事でした。

 最近はさすがにウィルス対策ソフトが入っていないというケースは少なくなってきたように感じます。最近で恐いなと感じるのは、ボット・ネットワークというウィルスの一種でそれに感染すると知らない間に、犯罪ネットワークの一つに組み込まれてしまいます。つまり被害者が知らない間に加害者になってしまうという恐怖です。しかし、それもウィルス対策ソフトが入っていれば、かなりの確率で駆除する事ができます。このようにパソコンユーザーが自分自身でリスク対策をする傾向はとても良い事だと思います。

 それもこれだけネットトラブルが報道されたおかげだと思います。しかしせっかく、多くの人がネットトラブルに対して危機感をもって対応を始めたのですが、残念ながら、その対応の上をいく、ネットトラブルが横行しています。しかも、先にも書きましたが、以前の愉快犯的なウィルスよりも、個人情報を盗んで金銭的な損害をあたえるというように、よりたちが悪くなってきています。

悪玉スパイウェア

 その、一つの例が悪玉スパイウェアです。わざわざ「悪玉」と付けたのは、スパイウェアの全てが悪玉ではないからです。中には善玉(?)のスパイウエアもいます。スパイウェアとは、コンピュータ内に常駐して、そのコンピュータの情報をネットワークを通じて、別のコンピュータに送る機能をもつソフトの事です。スパイウェアという名前から、悪いイメージがありますが、ウィルス定義ファイルの最新チェックをしてくれるソフトも、自分のパソコンの定義ファイルのバージョン情報を送り出すのでのでスパイウェアの一種です。しかしこれは決して悪玉ではなく更新漏れを無くす便利なソフトウェアと言えます。

 ただ、すべてのスパイウェアが悪玉でない事が、逆にその対策を難しくしています。最近では、ウィルス対策ソフトにもスパイウェア対策機能が付いています。ただ、全てが悪玉でないということは、悪玉かどうかを判断する基準が必要で、この基準が各社それぞれで独自の基準を設けているようで、使うウィルス対策ソフトによって、駆除するスパイウェアも異なってきます。

 そこで、私はウィルス対策ソフトのスパイウェア対策機能とフリーのスパイウェア対策ソフトを組み合わせています。ウィルス対策ソフトのスパイウェア対策機能では見つけられなかったスパイウェアを、フリーのスパイウェア対策ソフトが見つけるといったこともよくあります。

 ちなみに私は以下のようなフリーのスパイウェア対策ソフトを使っています。

 Spybot - Search & Destroy (駆除型)
 SpywareGuard(監視型)
 SpywareBlaster (防御型)
 Ad-Aware SE Personal Edition (駆除型)
  

フィッシング詐欺

 フィッシング詐欺とは金融機関やネットオークションなどを装って個人情報を取得し詐欺行為に利用しようとするもので、年々、数が増えています。だんだん手口も巧妙になってきています。

 以前は、メールの内容やサイトの作りをみれば、看破できるような貧弱な手口でした。それでも、特異な状況では引っかかってしまう場合がありました。ところが最近では防ぎようのないような手口も出てきています。

 以前チラッと書いた、ホットスポットになりすます「悪魔の双子(EvilTwin)」といった手口や、DNSサーバに潜んでドメインとIPアドレスのマッチング情報を細工して、全く違うサイトへ飛ばしてしまう「ファーミング」といった手口が出てきています。ここまでいくと、現状では、具体的な対策が見つからないのが実情です。こういう手口があることを知り、注意するしかないのです。

不正請求

最後に不正請求についてですが、これは全く身に覚えのない請求であることが多いですが、ワンクリック詐欺に引っかかってしまい、不本意ながら支払をしてしまう例があるようです。

 ここで大切なのでは、契約が成立する仕組の理解です。以下のプロセスのどれかひとつでも欠けていたら、契約は成立しないので、当然料金を支払う必要はありません。

1.料金の明示
 消費者に、契約が有料であることと料金がいくらかかるのかということを明示する。
   ↓
2.キャンセル有無の確認
 申込みボタンクリック後に、消費者に契約内容を確認し、キャンセルの機会をあたえる。
   ↓
3.契約完了通知
 最終的に契約が成立した場合、契約の成立をメールなどで消費者に通知する。

 ワンクリック詐欺業者は、いかにも個人情報を押えたように接触してきますが、プロバイダが、個人情報を提供する事はまずありませんので、強気に無視することが大切です。

 以上、いろいろなネットトラブルについて書いてみました。ネットトラブルを回避するのに有効なのは、ネットトラブルの正しい知識と対処法の理解です。次々と新しい手口が出てきていますので、その情報収集を怠らず、楽しいネットライフをおくってください。

投稿者 itleader1 : 2005年10月07日 16:13

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